マーケッティング④まとめ
教育2020/08/28
マーケティング④
●ファイブフォース分析
業界の収益構造を分析し、事業戦略を練るためのフレームワーク。
ファイブフォース=5つの力
5つの競争要因(脅威)
自社を取り巻く競争要因が洗い出される。
↓
課題の明確化、今後の戦略
●5つの競争要因
①業界内の既存業者との競争
②新規参入の脅威
③代替品の脅威
④売り手の交渉力
⑤買い手の交渉力
↓
企業の競争を生んでいる
対策をして競争優位性を築く
戦略
競争 戦いである
↓
どのように攻め、どのように守るか
①既存業者(同業者)との競争
現在【同業者同士で消耗しあう→不景気】
同業者同士で協力し合う→景気が良い
敵対関係が激しくなる業界
〇市場が熟成し、差別化が難しい
〇同業者が多く存在
〇景気が悪業界→過剰な値引き競争で消耗する
↓
敵対関係が激しくなる
②新規参入
近い業者が参入してくる恐れ
・金属加工は設備投資が高い。ゼロからの新規参入は無
「参入障壁」があるかないか
飲食業者・IT産業等新規参入恐れ高
③代替品の脅威
・そろばん→電卓
・カメラ→デジカメ→スマートフォン
・工作機械→???
【既存商品と同じ役割を果たす代替品が登場すると、価値が変化する】
④売り手である供給業者(サプライヤー)からの交渉圧力
・材料
・工具 }値上げ(原料↑人件費↑税金↑)
・機械 仕入れ経費が上がる→売値に反映できない
⑤買い手の交渉力による脅威
顧客からの値下げ要望には基本的に応じなけれならない
→不景気時
現場の努力、営業力で対応
脅威に目をそらさずに、しっかり対策を打つ
↓
競争要因(脅威)がチャンスに変わる
脅威に向き合わないことはそれ自体が脅威
●ブルーオーシャン(競争相手のいない領域)
未開拓な市場
新規参入がない新しい市場
●レッドオーシャン(競争が激しい領域)
広く開拓された市場
勝者が目まぐるしく変わる
新規参入が激しい
●ブルーオーシャン戦略
競争が無い新市場を作りだす戦略
×競争に勝つには?
○競争をしないためには?
現状:自社のターゲット業界
レッドオーシャン ブルーオーシャン
・工作機械
・建設機械 → ??業界
・農業機械 ??業界
ブルーオーシャンに入りたいけど?
・アイデア
・技術 }足らないので入りたくても入れない
・設備
☆特殊or特化
自分の仕事に取り入れたいこと
普段から自社のターゲット業界以外に目を向けて、自分たちが出来る事
はないか意識する
経費が上がっても売値に反映できないなら、加工時間の短縮や、
不良品を出さないなどの現場の努力が必要になる。
今まで定期的に来ている仕事を他の会社に奪われない様にする
(レッドオーシャン)
ブルーオーシャン戦略でグラフの有名企業のすみわけを見ると、
それぞれの企業が少しずつ違っと得意分野で競争していることが分かった。
我々も周りと同じような物作りをしていては、レッドオーシャンに
入って消耗戦になってしまうので、何か違ったことを目指して
いきたい
売り手の人が交渉しやすいように、現場も対策をして他社よりも
優位性を築く
既存業者との競争が仕入れ経費の上昇に対応できるような対策を
考えたい
買い手の要求にこたえ、自社のコストを下げられるように、
段取りや加工方法の改善をしていくこと
利益を上げるための現場の中での改善
少しでも競争の少ないブルーオーシャン市場を狙い、その市場に
入れるように、特殊な加工や他の会社ができない技術の向上を図る
振り返り・今日の学び
5つの競争要因①業界内の既存業者との競争②新規参入の脅威
③代替品の脅威④売り手の交渉力⑤買い手の交渉力
これらが企業の競争を生んでいるので、対策をして競争優位性を築く
ことを学んだ
競争優位性を築くために、技術やQCDの向上に努め、自社の
ブランド力を高める
マーケティングは奥が深い
ファイブフォース分析の新規参入の脅威が、我々の業界では機械の購入
などの参入障壁が大きいため、少なくなるというのを聞いて安心した。
だが、代替品の脅威の面では、今後電気自動車の普及やCDプリンタの
高精度化によって仕事がなくなるのではないかと、不安は残る
業界の特徴や収益構造を分析して戦略を練っていかないといけないと分かった
企業の競争を生んでいる要因が知れた
寄贈ん業者との競争を出し抜くためにも、独自の技術やサービスを備える
ことが求められると思う
現状のターゲット業界はレッドオーシャンに該当しており、ブルーオーシャン
に入るには技術や設備等、特殊・特化したものが必要で難しい
ファイブフォース分析を行うことで、自社を取り巻く環境がよく分かり、
自社が進むべき進路を探す手助けをしてくれると分かった