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5Sについて①まとめ 5Sの概要と整理

教育2020/05/12

5Sについて①5Sの概要と整理

●5Sとは、単なる美化活動ではない。製造現場の土台となる理念

・マインドアップ(意識を上げること)→モチベーション・エンゲージメントの向上
・ムーブアップ(行動の質を上げること)→品質、生産性の向上
・イメージアップ(印象を上げること)→信頼、利益の向上

1.整理→必要なものと不要なものを分けて捨てること
2.整頓→必要なものを必要な時に必要なだけ取り出せること(1本線を引く)
3.清掃→きれいに掃除すること 日常的に使うものを汚れないようにすること
4.清潔→3Sの状態を維持すること
5.しつけ→3Sを守らせること(仕組み作り)

・5Sを形式的な活動にしない(やらされている、から当たり前の習慣にする)
・5Sは収益改善に結びつく(意識向上・生産性向上・イメージアップ)
・5Sも業務の一環である(後回しにしない)
・誰でも分かるように管理(自分が分かればよい←分かっていない)

●3Mとはムリ・ムダ・ムラのこと

・ムリ…目的に対して手段が小さい
・ムダ…目的に対して手段が大きい
・ムラ…ムリとムダが混在している←最悪

ムラをなくすには、作業の基準を決める
「正」正しく→決められた手順、方法で
「早」早く→無理のない速さ、姿勢で
「楽」楽に→疲れない速さで
「安」安全に→危険、事故なく
「安」安価に→決められたコストで

→ 5Sを継続すると3Mがなくなってゆく。

●整理1Sについて

1.整理とは、必要なものと不要なものを分けて捨てること(思い切って捨てること)
2.職場に必要な物の基準を明確化する(要相談)
3.整理の定期チェック

上記1~3の項目をサイクルで継続すること。
「乱れた職場は、一度整理しても5Sが定着していなければまた不要品が増える。」

→ 整理が完了してようやく次のステップの「整頓」に進める。

●整理を行ってみて

取り入れたいこと

・無駄なものであふれかえっているので、整理・整頓をしっかりして必要なものをすぐ取り出せるようにしたい。
・場所をとるもの、重複しているものは捨てられるようにしたい。
・今後、使うこともある可能性があるので整理をためらっているものがある。不要品の一時置き場的なところがあればよい。
・どこにでも放置しない。借りたものは特に注意。聞かれたら常に答えられるようにわかっておくこと。
・よく使うものを作業台の上に並べ、たまに使うものは作業台の中にしまうこと。
・箱や説明書は不要なら捨てる。捨てるか迷った工具は整理した日を書いて別の場所にまとめて、一定期間後に捨てること。
・不要品と分かっていても、いつか使うと思い置いていたが、自分で線引き期限を設け、不要品は捨てること。

学び・課題

・維持できるような片づけ方を見つけること。
・いつか使うかと思ってもそのいつかはこないこと。
・5Sはムリ・ムダ・ムラを改善していくために意識を持って行うべき事柄である。
・必要・不必要の判断基準をどの様に設定するかが課題である。
・自分が不要でも他の人が使う場合がある。何人かで判断するべき。
・不要かどうか分からないものが多い。棚の物が勝手に捨ててよいか分からない。
・思っていた以上に不要なものがたくさんあった。今後は増やさないように気を付ける。
・物を減らすことで掃除が楽になり3Sを維持しやすくなる。
・状態がよい不要な工具は捨てるのが難しい。使用期限を設定した方がよいと思った。
・不要なものを捨てて場所が広くなってスッキリした。
・必要な物を管理するスペースに余裕ができた。
・意識改革して積極的に整理整頓ができるようにしたい!!
・仕事が忙しくなると適当に片づけていたが、5Sも業務の一環なので後回ししないで徹底する。