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5Sについて②5Sの意義と整頓

教育2020/05/19

●5Sのポイント
整理…悩まないように仕分けのルールを作る
整頓…担当者だけでなく、誰でもわかるように
清掃…異常に気付ける状態にする
清潔…整理整頓清潔が維持管理できる仕組み
しつけ…自主的、自律的にする

「5Sは美化活動だけでなく、人、物、設備、方法、情報すべてに関係する」
仕組作りと人材育成の活動→業務の土台
自社流の定義を決める・思いを吹き込む

●5S活動の意義・効果
同一作業の時間のバラつき・ムラがなくなる
生産性の向上、品質の向上

☆仕事のしやすい職場環境つくり
5S徹底によって「心もキレイにする」
・大切にする心
・気遣う心
・きっちりする心
→頭の中の整理にもなる

整理・整頓ができていない職場は、「渋滞している道路」と一緒
・速度が出せない(仕事が遅くなる)
・イライラして集中できない
・事故の原因になる
→ 慣れてしまえば当たり前になってしまう。あきらめる。慢性化。

5Sの徹底は、安全と品質に直結 →利益が積み重なる
5Sの不足は、事故と不良に直結 →損失が積み重なる

●整頓
整理(1S)ができたら整頓(2S)をする
「必要なものをいつでも誰でもすぐに取り出せるようにすること」
誰でも…担当者以外
いつでもすぐ…探すのに時間がかからない
☆物を大切にするようになる
☆組織力の強い会社

●整頓のポイント
1.定位置…すべての物に住所を決めること
2.適正量…すべての物の適正量を算出すること
3.標示…すべての物に表示・標識をつける

キャビネット→定位置を決めて配置図を作成
作業台→頻度を決めて、頻度が低いものは片づける

●整頓レベル
レベル0 未整頓
レベル1 グループ整頓(用途別、形状別)
レベル2 文字情報(ラベル、一覧表)
レベル3 形状情報(形状管理、姿置き)→あるかないか分かる、返却の間違いが減る

●課題「ルール、基準、仕組つくり」
分からない→×判断を先送りにする×
・不用品の一時置き場をつくる(処分までのルール作成)
・借りた物のルール作成
・キャビネット、作業台のルール作成

●現場で整頓をやってみて

自分の仕事に生かしたいこと・現場に取り入れたいこと

・整頓は「誰でも」分かるようにすぐ取り出せるようにすること。
・使い終わったら必ずもとの同じ場所に返す。
・今誰が使用しているのかもすぐわかる仕組みを作る。
・要らないモノを極力作業机の上に置かないことを心掛ける。
・種類別に整理し、ラベルを付けて一目で何が入っているのか分かるようにする。
・工具の分別を増やして、1カ所に多くの工具が集中しないようにする。
・引き出しに入れるのであれば箱はなくてもいい。
・ドリルとコレットのようにセットで使うものは同じ段に入れる。
・形跡管理や姿置きなども取り入れたい。
・定期的に他人にも自分の棚の中を見てもらうなど客観的な視野を取り入れること。

振り返り(今日の学び・今後の課題)

・場所がどこにあるか分からず、長い時間探していた。
・整頓ができていたら物を探すムダが省けたと思う。
・時間短縮にとても役立つ。
・作業の短縮につながり会社の利益につながる。
・使用回数が少ない工具も多い工具も一緒の段になる場合があったので、使用回数でも分けると探しやすくなると思う。
・中のものをすべて出してみると空きスペースが思いのほか大きく感じた。
・一覧表を張るスペースが無い場合はどうするべきか。
・自分以外の人に客観的に見てもらう方が良い。
・分けておいてもそこがごちゃごちゃしていたら結局探すことになる、工夫が必要。
・迷い自体が5Sを習慣化していくことで少なくなっていく。