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安全③ 危険予知(KY)まとめ

教育2020/06/24

●KY活動(危険予知活動)

「作業手順」に潜む
「不安全状態」の発生や
「不安全行動」の心理状態を
事前に明らかにし、対策を実行する活動。

◯ついうっかり
◯ぼんやりして
◯油断して
◯急いでいて
◯ほかのことに気をとられ
◯面倒なので
   ↓
心理状態が「不安全状態」→前もって対策することが大事

●「基礎4ラウンド法」 
 第1ラウンド 「危険の洗い出し
 第2ラウンド 「危険個所の特定」
 第3ラウンド 「予防のための対策」
 第4ラウンド 「行動目標設定」

●現地KY 
 ・基礎4ラウンド法を現地で行う
 ・具体的に作業場面を指定する
 ・テーマを限定することが短時間で効果的

●1人KY
 ・基礎4ラウンド法を一人で行う
 ・受け持ち作業内容や現場環境が人によって違う場合、実践的なKYの仕上げになる

✖なんとなく始めて終わる → ◎(一人KYを利用して)意識を持って仕事をする→失敗や事故が減少

仕事のポイントの洗い出し → 特定 → 対策 → 目標設定 → 振り返り

過ちは安き所になりて必ず仕る事に候ふ (徒然草 吉田兼好)
「簡単な仕事の落とし穴」
・集中しなくても失敗しないことがある →集中力が切れる
・確認しなくても大丈夫なことがある →油断

色々な規格
・ISO45001(安全衛生)
・ISO9001 (品質)
・ISO14001(環境)←
・ISO13485(医療機器、医薬品)

・JIS Q 9100 (航空、宇宙)

●自分の仕事に生かしたいこと・現場に取り入れたいこと

・危険を予測するには基礎4ラウンド法や1人KYなど様々な方法がある
 現場には危険な場所があるが、風景になっていて気付かない。
 見方を変える必要がある。

・作業する上でミスの可能性を明確にし、一つずつ不安要素を消していく!

・今では図面に加工に関する注意点しか記入していなかったが怪我をしやすいポイントも記入する。

・余裕ができた時にこそ気を引き締めて作業に取り掛かる。

・加工の難易度の高い所や精度が必要な所は、洗い出して印をして挑む。

・その日の体調が悪いときなどは事前に話をしておくことも危険予防になる。

・一通り自分の仕事環境の中で危険な場面を洗い出そうとしたが、大きなものはない。
 だが、小さなものだと
 ・棚の上に物を置くと頭上に落ちてくる→危険
 ・通路に工具などをはみ出して置くと転倒→危険
 ・加工している近くに燃えやすい物がある→危険
 これらのことは許容しうることかもしれないが、なるべくしないように心掛ける。

・危険予知活動を取り入れて、加工の注意点などをしっかり確認して不良や怪我を起こさないようにする。

・仕事上グループで作業することは少ないが、グループで作業するときには第4ラウンド法を実行し、1人のときは
 1人KYを実行する。

●振り返り(今日の学び・今後の課題)

・網パレットで3段積んでいる所が、1番上に重たいものが乗っているところがある。(在庫置場)
 上に重たい物を積んでいる時や網パレットの劣化でフタが閉まらないものがある。
 スリーブをマグネットで運搬するときに下のパレットのフタが空きこけそうになったことがある。

・一人でもできるKY活動を意識して事前に事故やけがなどが無いようにしたい。

・ちょっとした怪我をすることがたまにあるので作業前にKY活動をしていきたい。

・漠然と危険予知をしようとしてもなかなか思い当たらない。
 何かの作業に限定した上でやってみる。

・KY活動は意識を持って仕事をすることで、油断や集中の切れを減らす。

・危険予知活動をすることで大事故になることを防げる。

・危険な状態になることは分かっていてなることはほとんどない。
 油断していたり、思いもしない状態で急になることが大半である。
 今回学んだKY活動の「洗い出し」を普段より行う習慣をつけることが大切。

・体調管理をしっかり行って、集中して仕事に取り組みたい。

・危険場所:玄関のすのこが良く動いて危険。
      クレーンのフックで頭を打つことがある。使用しないときは頭を打たない高さまで上げる。