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品質管理④まとめ

教育2020/08/12

品質管理④ QC7つ道具

●QC7つ道具

〇目的 
「○○について問題をつかみたい」
「○○についけ傾向を知りたい」
 数値データをグラフ・図表にすることで
 ・対象の状態を可視化できる
 ・可しかすると問題が見える
 ・感覚的ではなく、客観的に評価できる

〇QC7つ道具は品質データを解析するツール
 ・パレート図
 ・特性要因図  (真因の特定)
 ・グラフ    (数の推移)
 ・ヒストグラム (積み上げ)
 ・散布図    (データの分散・集中)
 ・チェックシート(項目をチェック)
 ・管理図    

〇QC7つ道具で必要な層別とは
 データを共通点や特徴からグループ分けすること
  →絞り込み、切り分け

      『不良発生を減らす』    層別し対象を絞り込む

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層     技術  設備 不明     正しい切り口、感度のよい
                    切り口で分析すること
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層   機械精度  工具  測定    
         →購入  →メンテナンス   
                       
   人、機械、材料、方法の4Mの切り口で層別の分析を行う                 

例) 人:経験年数(知識、技術)の違い
    機械:機種の違い、年式の違い

〇漏れなくダブりの無い層別
 漏れがあると具体的な問題にたどり着けない
  →MECE(ミーシーで層別)
 ・Mutually;相互に、お互いに
 ・Exclusive;排他的な、限定的な
 ・Collectively;まとめると、合わせて
 ・Exhaustive;徹底的な、余す余力のない

●パレート図
 全体の中の大きな割合を占めるものを明確にし、重要な問題を
 特定する手法

〇パレートの法則
 上位2割で全体の8割を占める経験則

〇ABC分析 
 比率に対してAランク(0~80%)、Bランク(81~95%)、
 Cランク(96~100%)にランク付けして取り組む対象を
 明確化する手法

 ・Aランク 全体への影響度が大きいので、最優先で取り組む
 ・Bランク Aランクの次に取り組む
 ・Cランク 割り切って後回し
 
 ☆メリハリをつけた進め方をする

●特定要因図
 問題になっている結果に対して、その結果に影響している要因を
 もれなく洗い出す手法

 影響度が大きい要因を特定し、優先順位を決める

 なぜなぜ分析
 影響の大きい要因を特定して深堀りし、真因を特定
  →再発防止

●グラフ
 2つ以上の相対的な関係を表す図
 視覚的に理解できる

 データの合計が100%の時→円グラフ
 データの合計が100%でないかつ時系列→折れ線グラフ
 データの合計が100%でない時系列でない→棒グラフ
 
 レーダーチャート データが大きい順になるよう補正する

自分の仕事に生かしたいこと・現場に取り入れたいこと
 
 目立つところを最優先で取り組む
 加工は荒加工が一番時間がかかるので、送り・プログラムを修正する

 社内全体のミスをグラフ化すれば、特に多いミスや注意すべき点
 などが分かってよいと思う
 
 図にしやすいように問題が発生した時のデータを記録して残しておく

 不良になる割合が高いものについて、何が原因かを特定するために、
 層別とグラフを活用したい

 品質不良が出た時の要因の特定に対して、図を用いることによって
 わかりやすくなることもあるので、取り入れたい

 今回の内容は現場には取り入れ出来ないけど、品質データを解析
 する方法が多いと分かった

 社内で起こったトラブルや製品不良などの問題のデータを集めて
 グラフにしてみると、改善の道筋が見えてくるかもしれないと思う

 特性要因図を使い、普段疑問に思っていることを深堀して、真因を
 考える

 グラフの種類や使い方などを細かく考えたことがなかったので、
 よくわかった。今後グラフを見る時に参考にしたい

 
振り返り

 仕事だけでなく日常でもABC分析をして優先度を決めようと思う
 滝澤に工場見学に行き、作った品物がどの様に使われるのか、
 治具・バイスなどどの様に保管しているのか見てみたい

 社内の加工の後加工(焼入れ、研磨、黒染め、メッキ、調質など)
 を一度詳しく知りたい

 QC7つ道具は問題解決の8ステップに用いる品質データを解析する
 ためのツールである

 特性要因図を初めて知った、問題の原因を見つけるのに役立ちそうなので、
 深く知りたいと思った

 数値データの可視化により客観的に品質評価が出来ることが分かった

 ABC分析によりどこを改善すればよいのかが一目でわかるので
 いいと思う
 
 パレートの法則で学んだように、問題の一部の改善で全体のパフォーマンス
 が大きく変わることがあると思う。こだわりすぎて直してもあまり意味
 のないようなところにまでは、力をかけないようにしていきたい

 会社の中でのコロナ対策の強化、手洗い除菌、室内の換気など
 さらに拡大しているので、対策を考えてみてはどうか

 QC7つ道具を現場で実践するのは少し難しいと思った
 グラフにして可視化することはよいことだと思う
 不良の原因を深堀することは今までなかったので、真因を知るためにも
 特定要因図使用して、複数人で話合いをしたい