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シュンク技術指導セミナー まとめ 020924

教育2020/09/28

シュンク技術指導セミナー  

シュンク 1945年創業
ドイツ 人口8,000万人
    (内移民1,000万人、外国人1,000万人)
    GDP 4位

製品のコンセプト 
  誰でも簡単に使える(外人が多い)
  オートメーション部門 
  ワークホールディング部門
  工作機械全般の掴むところ
  チャックジョー(爪)の製作から始まる
  世界初の油圧ホルダー(ハイドロチャック)

 オニ爪(スパイク形状が食い込む)
 ・日本のメーカーは作っていない
 ・素材の違い マンガンクロム鋼
 ・強く掴む
 ・振動が減→工具寿命UP
       切削条件UP

 ROTA-Sチャック
 ・従来の、点ではなく線であたる
 ・耐久性が高い
 ・コンパクトで軽量→大型機械不要
 ・エクステンションで大径掴む
 ・5軸バイス KSX
        KSX-C
 ・背が高く干渉が少ない
 ・3,5,8mmの短い掴みしろ
 ・40kN

 ゼロポイントシステム VERO-S
 ・クイックチェンジ
 ・取り付け誤差5μm
 ・段取り90%短縮
 ・パレットチェンジをロボットで多量生産
 
 治具の集約化
 ・昼→人間で小ロット
 ☆クイックチェンジ 
 ・夜間→ロボットで多量生産

 油圧ツールホルダー(ハイドロチャック)
 ・高精度
 ・高剛度
 ・コンパクト
 ・低価格
 ・スリーブで短く持つ

これからの日本のモノ作り
 2060年→日本人口8000万人
 中小企業は半分以下になる
    ↓
   生産性を上げるしかない

 現状はOECD加盟国21位/36か国
 生産性上昇率マイナス(人口減、少子高齢化)

 人手不足
 働き方改革    →  生産性向上により解決
 賃上げ
 インボイス導入

 生産性
  人口×1人あたりの生産性=GDP総額
 
 今後
  人口減少→GDP減
        ×社会保障の負担増

☆働き方を変えて生産性を向上
 ・設備投資
 ・技術開発
 ・教育訓練

自分の仕事に取り入れたいこと

 いろいろなバイスがあるが、使用するときは今回の研修を
 参考にしたい

 5軸バイスは背が高く、大型の機械でも干渉がたすけられた

 今は時代の進化が早く、新商品がすぐに出てくると思うので
 時代に乗り遅れないようにする

 マグネットのひずみを簡単に取れそうなのが使ってみたいなと
 思った。また、どこか導入している企業などがあれば、使用
 しているところを見てみたい。

 第1工程では本爪を使うが、素材の形状によってはチップが
 すぐに欠けていた。オニ爪は従来の本爪よりもしっかり掴め
 そうなので、試してみたいと思った。

 シュンクの空圧式クイックチェンジは、段取りの短縮になると
 思う。

 マグネットホルダーが色々な加工に使いやすそうで、興味深い

 掴む面積が小さくても固定できていたので、今までできなかった
 加工方法や段取りの省略が可能になる

 ステンレスを多く使っているのでサビが付きにくく、メンテナ
 ンスが簡単なのはすごいと思った。
 
 

振り返り・今日の学び
 
 バイスがとてもコンパクトで、色々な面で作業が楽だと思った

 最初は不安な感じで加工を始めた。加工を進めると、思った以上
 に強いバイスだと感じた。干渉チェックに苦労したが、なんとか
 完成した。次は時間の短縮に挑戦したい。

 今まで見たことのないような商品、治具を知ることができて良かった
 今までとは違った加工のアプローチができそう

 治具の自動交換はとても先進的に感じた。
 多種少量生産に向いているようにも思えるが、中小企業で導入
 するのは難しいだろうなと思う

 ボタンを押しながら引き抜くだけで爪が外せるチャックがある
 ことを知れた。ボルトで締めるタイプの爪よりも、早く交換で
 きるので、生産性の向上が見込めると思う

 シュンクのオニ爪はスパイク形式で少し掴んだだけで加工でき
 るので、すごいと思った

 後からパーツを追加することで、幅広くワークの固定が出来る
 ようになっていて、拡張性が高いなと思った

 日本メーカーでは作っていないものや、くぼみのあるシャンク
 も掴むことが出来るハイドロチャックなどのシュンク独自の強み
 があること

 シュンク製品は把握力に優れていることが分かった
 機械の機器のところだけでなく、自動化まで一括でできるところ
 がすごいと思った。