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加工の知識⑤ IOTスマートファクトリー 201020

教育2020/10/22

加工の知識⑤ IOTスマートファクトリー

IoT(Internet of Things)
全てのものをインターネットに繋げる

●スマート家電
 家電(テレビ、冷蔵庫、照明)
 外出先から操作
 座ったままだれでも操作 言葉で
 (リモコンが不要)

●スマートファクトリー 
 IoTを工場に取り入れる
 まだそこまで身近でない
 何ができるか?→生産管理

 「工場の稼働を見える化して生産性を向上」

 ☆見える化 
 ・機械の稼働の管理
 ・納期の管理
 ・検査等の品質の管理

●手段
 中国のIoT
 従来の方法(機械とIoT機を組み込む)
  ↓
 サーバー不要で中国のクラウドにデータを送るので安い
  大丈夫か?

 日本のIoT
 ・パトライトとカメラで管理
 ・稼働、人間の管理
 ・安い
 一度導入してしまえば置き換え不可能
  ↓
 囲い込む

●マザックiSMART FACTORY
 大口製作所
 現状
 ・顧客のニーズが向上
 ・労働力不足
  →デジタル化で解決

 受注、加工、組み立て、検査等のすべてのデータを
 ネットワークで共有することで、プロセス全体を分析
 して最適化
 2次元バーコード、無線電子タグで、どこに何があるか、
 誰でもわかる
 無人、立体倉庫の搬入、搬出、ロボット

 ☆自動化ロボットの導入は難しい
   ↓
 AIでサポート AI(人工知能)
 理想のAI
  ・簡単
  ・手元(現場に近い)
  ・早い
 手元にあるべき理由
 ・反応時間×
 ・ネットワークの不安定、保全コスト×
 ・セキュリティー×
 ロボットの段取りをAIにサポート
 →65%時間短縮
 自動で最適な学習
 ☆自己最適化
 予防保全
 ・故障の監視と予測
 ・ARグラスで修理アドバイス

●次世代の工場
①「ぜひここで働きたい」と感じる工場
➁統合されたシステム高効率な設計
③ムダの防止、問題解決、改善
④余力の把握
⑤工場とは「具現化した付加価値」を算出するシステム

システムを動かす技術
・協調領域→多品種・少量生産は難しい
  共通した設備・技術
 +
・独自領域→独自の設備技術が必要なもの
       ↓
      コアになる

●工場管理のよくある問題
 皆が一生懸命働いているのになんだか非効率
 Q:品質 製造データとひも付けができていない
             →不良の再発
 C:コスト 実際のコスト、人の生産性、機械の稼働率
       が不明瞭  →利益が減
 D:納期 現場に行かないと不明(追っかけマン)

 解決のためにIoTで「見える化」
 
 →次世代のスマート工場「見える化」
    +
  リアルタイムに判断し、現場に指示するシステム

自分の仕事に取り入れたいこと

 次世代の工場という項目で、何か付加価値を付けるという
 考えを、自分にも当てはめて物事を決めたい!

 IoTを活用する事で機械の稼働率や生産性の向上につな
 がる事は分かったが、多品種少量生産の自社では難しいと
 思った。

 慣れたら当たり前になるので、何度もやった事のある仕事は
 やった事のない人に見てもらい、改善点を見つけてもらう。

 工場設備のIoT化は費用がかさむイメージだったが、
 アサヒの社長が安いセンサなどを利用して、自作で設備に組
 み込んでいたので、意外と努力次第で何とかなるものなんだ
 なと思った。

 工程管理表には加工時間のなかに段取りも含めていたが、稼
 働率を知れた方が良いと思うので、今後は段取りの時間と加
 工時間を別々に記入する。

 多品種少量生産の中小企業では、IoTを導入するのは難し
 いと思った。

 単純な加工はAIやロボットで自動化できるようになると思
 うと、複雑な加工に対応できる技術力やアイデアが必要だと
 思う。

 IoT機器がなくてもできる効率化の方法を考える。

 一般的にはIoTを上手に活用できれば、一か所に集中して
 しまう仕事であっても、効率的に分散しやすいのかなと思った。
 しかし、自社の場合では専門的な技術を必要とする仕事が多く
 あるので、難しいと思った。

振り返り・今日の学び

 IoTを工場に取り入れればすごいと思うが、自社の規模では
 いろいろと難しく、そこまで必要かなと思う。 
 
 次世代スマート工場とはIoTを使ってデータの共有や機械の
 稼働率などの見える化で、ムダを排除し、生産性を向上させる
 ものだと分かった。

 工場は1つのシステムになる。
 今回見たパイロットランプのIoTは阪本では大量生産している
 ホルダに適していると思う。

 IoTは暮らしを便利にする技術であるが、我々の仕事に応用
 すれば、機械の稼働や納期などの生産管理をより楽に行うこと
 が出来る事が分かった。

 大量生産する工場では、IoTで生産性が大幅に上昇する事を
 知れた。

 IoTをすることにより生産工程を分析して、最適化出来る事を
 知った。

 大企業だけでなく中小企業にもIoTによる生産管理の技術が
 安く導入出来つつあることを知った。
 ただ、少人数・多品種少量生産みたいなところだと、導入の
 メリットは少ないだろうと思った。

 IoTの運用方法ともたらす効果

 プラントなどの工場と自社のような工場では、取り扱う物質が
 異なり、一元管理(総合指令室)を行うには、固体(物、鉄)
 より流体(原油や石油)などの方が管理しやすいという話を学
 んで、自社のような固体を取り扱う、多品種少量生産の工場で
 は難しいということが分かった。