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電気自動車EV③ 201207

教育2020/12/09

電気自動車EV③

●世界、日本のEV政策
・日本 2030年代半ばに新車販売全て「電動車」へ
 (電動車=EV完全電気自動車 モーターで動く車
      HV…ハイブリッド車
      PHEV…プラグインハイブリッド車
 補助金…現在40万円→80万円に拡大予定
 ガソリン、ディーゼル車→乗る、中古販売OK
            →製造、新規販売NG
・世界 欧州は特に進んでいる
 ノルウェー 
   2025年にガソリン車は販売禁止
   所得税138万円免除
   付加価値税25%免除
   様々な免税により、VWのゴルフが、ガソリン車より 
   電動車の方が安く買える
   ≪現在EV普及率50%以上≫
 イギリス・フランス・ドイツ
   補助金約100万円
   2030~2040年ガソリン車新規販売禁止
 アメリカ
   バイデン政権が電気自動車推進派なので、ヨーロッパ以上の政策か?
 中国
   世界の半分が中国
   中国の政策次第で、世界の事情が変わる

●日本の将来
 2030年以降、HVと中古ガソリン車OKで生活は変化しない?
 ⇒ガソリンスタンドが激減する
  (ガソリン車の比率が減る+HVの燃費が良くなる)
 ガソリンスタンドが儲からなくなる⇒廃業
 過疎地などではガソリンが入手困難
 電気自動車のほうが便利になるかも?

●中国のEV
 激安EVと高品質EV
 ・激安EV Hong Guarg Mini EV
  約44万円 
  航続距離(EPA)70km 
  出力 135km/85Nm
  高速充電非対応
  ちょい乗り用
 ・高品質EV GAC Aions
  約250万円
  航続距離(EPA)400km
  出力 135km/300Nm
  高速充電対応
  高速道路も可
  テスラモデル3とほぼ同等で150万円安い
 ・高級EV N10 EC6
  EPA航続距離約500km(東京ー京都間)
  急速充電可能+バッテリースワップ(N10のみ)中国140か所
   (バッテリースワップ
        …フル充電されたバッテリーを丸ごと交換3~5分)
  価格約700万円
  外観、内装は非常に高品質
  声で操作できる
  テスラモデルYと対抗
  最高レベルの先進性

●自動車業界が進めていく4つの次世代トレンド
 ・C Connected コネクティッド
 ・A Autonomous 自動運転
 ・S Shared Services シェアリングとサービス
 ・E Electric 電動化

 ・Connected 
   自動車がネットにつながる、スマホと同一化
   交通情報のリアルタイム更新
   定期的なシステムVerアップ
   自動運転の地図更新
   エンターテインメント
  ≪自動車のスマホ化、自動車自身のアップグレード≫
 ・Autonomous
   自動運転、様々な業種が参入
   本番はレベル5(完全自動運転)になってから?
 ・Shared Services
   自動車をシェアする、自動車の所有形態が変わる
   (コロナ流行中は動きが悪い アフターコロナで加速?)
 ・EV移行で変わるサプライヤー力学
   電池の価格が車体価格の半分
   業界の力関係が変わる?
 〇全てのメガトレンドが繋がり、業界構造が激変
 ×自動車だけがネットに繋がる

◎すべてがIOT化される
 スマホと人を基軸に、サービスやアプリが簡単につながる時代がくる
◎今までの車選びの条件が変化
 アプリで配車は前提とし、連なるサービス体験ができる
 (車が旅行に連れて行ってくれる等)
 そのサービスの質で車が選ばれる時代がくる
  ⇓
 自動車は(アプリ対応可能な)スマホ化される
 ECU(OS)と車の融合がポイントになると想定
・人から完全の自立し、充電も人動化され、シェアされ、乗り捨てられる
 (自動充電が既存の技術になっている、充電を車自体が行う)
・自動車の強さの物差しが変化する
 アプリ対応力で自動車が選択され、ソフトウェアの力がブランド力になる
・他社レイヤーの参入障壁は圧倒的に下がる
 ソフトウェアの力を最大限生かして攻勢をかけてくる
・どの自動車メーカーがアップルと同じ形状になるのか?
 アップルは「iphone」からサービスを販売する会社に変貌
 スマホ自体も重要だが、アプリで囲い込むツールという認識 
 自動車をアプリで囲い込むためのツールという認識に落とし込む
 

自分の仕事に取り入れたいこと

 全てがIOT化され、スマホと人を基軸にアプリやサービスが簡単につながる
 時代が来るとあるように、自分自身も世界の事情を知っていく必要があると思った。

 コロナとEV車で工作機械業界はWパンチ

 世界各国の政策にバラツキがあり、日本は遅れているということが分かった。

 ガソリン車からEV車に変わっていくことは、自分たちの仕事が減る事にも
 つながるので、苦しい面もあるが、EV車が普及することにより社会が大きく
 発展することも分かった。何とか乗り越えていきたいと思った。

 ノルウェーでは2025年、日本では2030年以降、ガソリン車の販売が
 禁止になることを知った。

 中国のEV車は自分が考えている以上の性能だった。日本のガソリン車と価格
 があまり変わらないのに航続距離が300kmある車種もあったので、日本の
 安全基準を満たしているなら、国内販売してほしいと思った。

 エンジン車の製造がNGになった後、仕事の内容も変わっていくのかなと思った。

 挙げられたシェアのサービスの内容は、あくまでタクシー等の領分の延長にしか
 思えないので、自家用車の需要は下がっても車選びの条件に変化はないのではな
 いかと思った。
 
 
振り返り・今日の学び

 EV車が今後増加していき、自動車メーカー主流からソフトウェア関連の方が
 主流になっていくということを学んだ 

 EV車の車体価格の約半分は、バッテリーが占めていることを知った

 ノルウェーのEV普及率にはびっくりした
 いつか日本にもEV車がたくさん走るようになればいいと思った

 自動運転とアプリケーションサービスが連携できれば、現在地から離れた場所
 への無人駐車などが可能になり、もっと先に視点を移すと、自分で車を持つ
 必要もなくなるのかなと思った

 日本より中国の方が電気自動車の開発が進んでいると思った

 完全自動化されてシェアできるようになれば、車を移動手段と考える人は自分
 で購入するよりもコストがかからないので素晴らしいと思った。移動の道具と
 してはEVがいいが、整備やカスタムして車を楽しむ人にとってはガソリン車
 の方が良いと思った。

 世界と日本でのEV対策と今後の展望について学んだ

 電気自動車の普及によるサービスや業界の変化の予測について学んだ