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レビュー②安全 210202

教育2021/02/03

レビュー② 安全

〇最も定期的に話し合う必要があるテーマ
 <刺激を受けるべき>

〇全員が当事者
 
〇企業には安全配慮義務がある
 (従業員の健康、命を守るため)
 ルール作り、環境作り、意識付け

☆安全は目で見えない、絶対安全は存在しない
 →永続的な安全職場作りが不可欠

〇安全な作業をするため、危険から逃れるために
 1.周囲は危険は多い  
 2.人間はミスをする   意識、自覚すること
 3.人間は物忘れをする
 →常に意識することは難しい
  要所要所で危険に気づけるようになるしかない
  知識、経験、感性を鍛える+経験なくても安全を守れるルール

●危険につながる3つの『ない』
 ×知らない←知識を教える 過失
 ×できない←方法を教える 過失
 ×やらない←ルールを守ることを教える 故意

〇安全は「リスク(危険)」なしには語れない
 どんな作業にもリスクは付き物
 リスクをどこまで許容して、どこから許容しないのか
 →リスクアセスメント
 例:日本の自動車死亡事故
   年間3215人→便利だから許容
 我々の作業の中でも、リスクアセスメントは意識するべき
 ・作業性↑(楽に早くなる)
 ・安全性↓(健康被害、機械破損)
 もし万が一労災に被災したら
 ☆体・心に障害が残る
 ☆傷ついた心や体と一生向き合う
 ☆最悪、命を奪われる
 →不幸が重なれば、十分起こりうる
 『我々の生活に常に危険と隣り合わせ』

●ヒューマンエラー:人為的過誤や失敗のこと
 すべきことをしない、すべきでないことをすると発生
 →事故や不良の原因になる
 撲滅のために
 ・システムの許容範囲を広げる→仕組みや制度や対応
  すべきことを減らす
  すべきでないことを増やす
 ・作業制度のバラツキを小さくする
  →作業者の知識、技術、経験で対応 
   (システムでは限界がある)
☆システム(制度、ルール、環境)+作業者の工夫、アイデアで補う
 =ベストなバランス

〇人間が持つ弱い特性
 ベスト1 思い込み
 ベスト2 うっかり
 ベスト3 先を急ぐ
 横着、1つしか見えない、忘れる(過失)

☆思い込みの原因は『過失の経験や記憶から意味を理解、推測できる事』
 :人間の特性 融通が利きすぎる(良し悪し)

☆ヒューマンエラー発生の状態
 ・過労状態→コンディションを整える
 ・するべきことを分からない、できない、しない
  →3ない状態にならない
 ・見間違い、表示不足→管理方法を改善
 ・精神的なプレッシャー
  →経験と成功を繰り返して自信をつける
 
≪事故が起きたら≫
 →×一時的な対処、その場しのぎ
   再発を繰り返すと、企業の存在意義、収益、信用を失う
 →なぜなぜ分析
  なぜを5回繰り返して、真因を特定して対策する
 ・新たな気づきを得る
 ・分析を通して職場の一体感を感じる
 ・蓄積することで、会社のノウハウ、強み、風土、文化になる

☆ハインリッヒの法則
 1件の取り返しのつかない重大事故の背景に、29件の軽い事故があり、
 この背景には300径以上のヒヤリハットが存在する

●300件のヒヤリハットは、1件の重大事故の前兆である
 →気を配っていれば、重大事故を防げる
 (多量の不安全行動が大事故の原因である)

●責任追及型だけではなく、原因追求型になること
 問題が起きたら、ネガティブになるが、謙虚に素直な気持ちになって
 さらに前進して原因追求して再発防止する

☆KY活動(危険予知活動)
 『不安全状態』『不安全行動』を事前に明らかにし、対策を実行する活動
 ・うっかり、ぼんやり、油断、忙しい、気が散る、面倒
 →心理状態が『不安全状態』
 →前もって対策
 『基礎4ラウンド法』
  1R『危険の洗い出し』
  2R『危険箇所の特定』
  3R『予防のための対策』
  4R『行動目標設定』
 〇現地KY、一人KY
 ×なんとなく始めて、終わる

●意識をもって仕事をする→事故が減少
 「簡単な仕事の落とし穴」
 ・集中しなくても失敗しないことが多い→集中力が切れる
 ・確認しなくても大丈夫なことが多い→油断

●インシデント
・事故(アクシデント)を未然に防げた事例
・結果的に不利益を及ぼさなかった事例
・事前に気付いて対処できた例
→報告することで問題解決のチャンスになる
→共有する環境を整える(歓迎しない→隠される→再発)
トヨタ方式
 ミス=「より良い物を作るチャンス」社員、現場、システムの成長機会である

●まとめ 「安全を守るために」
 ・人間の特性と限界を知る
 ・人間中心のシステムを考える
 ・ヒューマンエラーは「真因が起こした結果である」
  真因特定による再発防止→全員で共有
 

自分の仕事に取り入れたいこと

 安全な作業をするために、常にミスをすると思い、意識、自覚しようと思う

 改めて安全についておさらいしてみて、普段の作業中の危険に対する意識が
 無くなってきているように思うので、今一度危険についてしっかり意識し、
 安全な作業を心掛けたい

 事故、不良をしないためにも、いつも初心を忘れず仕事をする

 人間が持つ弱い特性を理解し、原因を追究し、重大事故のリスクを少しでも
 減らしたい

 クレーンの高さを頭上より低くしたままや、ボルトを締めたままクレーンで
 釣り上げそうになることがたまにあるので、気を付けたいと思う

 安全に対してのマニュアルがないので、あると便利だと思う

 いつもやっている作業だからといって、安全ではないので、集中して作業
 しようと思った

 急いでいる時や焦っている時にミスしやすいので、いったん落ち着いて作業
 するのが大事だと改めて思った
 
 重大事故に繋がらない様意識し、安全に追定期的に再確認を行うようにする
 

振り返り・今日の学び
 
 前回に研修で学んだ「安全」のことについて、再度復習し、人間はミスをす
 る特性があると学んだ

 安全について振り返り、改めて危険について意識しておくことが大切だと感じた

 安全対策に終わりなし

 常に生活の中でリスクはあるので、リスクアセスメントを考え、ヒューマン
 エラーを減らす仕組みを考えたい

 社内で起こったアクシデントやインシデントを掲示すれば、啓発になるので
 はないかと思う

 数か月前に学習した内容だったので、忘れていることも多かった
 業務で最優先することなので、復習できてよかった

 作業者の知識や技術を上げて、ヒューマンエラーを減らそうと思う

 定期的に思い返さないと、確かに危機意識が薄れているなと思った

 安全対策のまとめを再度学び、危険回避の方法を再確認した