レビュー③ 生産管理 210204
教育2021/02/09
レビュー③ 生産管理
●生産の3要素 QCD
Q QUALITY(品質)
C COST(価格)
D DELIVERY(納期)
●経営の3要素 3M
MAN(人)
MATERIAL(物)
MONEY(金)
☆QCDの向上と3Mの強化を企業は続ける
●生産管理とは
顧客の要求を満足させるために
4M≪3M+METHOD(方法)≫を正しく運用して
QCDの維持向上を計画的に実行すること
●サプライチェーン
製造から販売までの一つの連続したシステム
●生産管理の具体的な仕事
・在庫管理 お金を早く回転させる
・工程不可の調整 スループットを高める(付加価値/時間)
・需要変動への対応(バランスよく複数の業種と取引する)
●生産管理に3本柱
1計画 生産計画
2手配 注意点を伝える
3統制 状況把握とコントロール
◎全体を見渡すこと
●生産計画のポイント
×成り行きまかせ
×ギリギリの時間配分
×口頭だけの指示
×大日程だけの指示
×受け身(言われたらやる)
●進度
相対進度(計画とのズレ)
絶対進度(何が、どこに、いつ、出来ているか)
●生産統制の考え方
頑張って良い仕事をしても、製品が顧客に届かないと、お金にならない
そのための生産統制=生産の進捗を管理
※管理とは望ましい姿を設定し、その姿を維持するための活動
●問題が起こる前に事前検討
問題が起きたら、以上の早期把握の遅れの原因を特定して、再発防止
●品質と効率はトレードオフではない(両立が出来る)
●工程改善のECRS
E 排除
C 結合
R 入れ替え、代替
S 簡素化
●結果管理とプロセス管理
×結果管理だけ
結果だけを一喜一憂
計画修正が日常になっている
トラブル→計画修正の繰り返し
〇プロセス管理
計画に対し、日々の指標を見ながら、PDCAを確実に回し、
結果を作るプロセスを管理する
●PDCA
P PLAN(計画)
D DO(行動)
C CHECK(確認)
A ACTION(改善)
●SDCA
S STANDARISE(平準化)
D DO(行動)
C CHECK(確認)
A ACTION(改善)
平準化・・・誰がやっても同じ結果
再現性がある
情報と技術の共有が必須
●生産計画
・大日程計画(4~6ヶ月)
・中日程計画(2~3ヶ月)
・小日程計画(1ヶ月)
●バッファ管理
不確実性を吸収するための中間仕掛け
(緩衝機能)
バッファ(余力=コスト)
●納期管理の3つの基本
①生産能力には上限がある
(分散、調整、外注)
②優先順位は会社の総意で決める仕組み
(お客様の要望、現場の都合)
③突発的な飛込生産は後れを増加
→織り込んで計画
●仕事の負荷の平準化
仕事の山を崩し、可能な限り一定の負荷で仕事を行えるようにする
●トヨタ生産方式
・企業の競争力を高めるための考え方と、管理方法を体系化
・多品種少量生産により、お客様のニーズに応えるための生産方式
・完成サテラモノではなく、今もまだ進化し続けていく
●トヨタ生産方式の基本思想
・ムダの徹底的な排除による原価低減
☆ジャストインタイム
必要なものを、必要な時に、必要なだけ提供する
☆ニンベンのついた自動化
異常があればその場で止まる
●ジャストインタイム
多くの在庫を持たない\ 相反する
お客様を待たせない /
カンバン方式で後工程的引き取りを行う
(お客様の販売を起点に、作る順番を決めていく)
●7つのムダ
・加工のムダ
・在庫のムダ
・作りすぎのムダ
・手持ちのムダ
・動作のムダ
・運搬のムダ
・不良のムダ
・手直しのムダ
●人の『働き』と『動き』の違い
人の動きの1/4はムダである
7つのムダをなくしていく
残りの3/4は作業、業務
→付加価値のある作業は「働き」
→付加価値のない作業は「動き」
☆仕事中の「動き」を「働き」に変えていく
●増産時代→10人で100個を
10人で120個に
減産時代→10人で100個を
8人で100個に
●「リリース・ベースド・ビュー」
資源に基づいて企業を見よ
王道の経理とは
・お客様に喜ばれるQCD
・それをさらに改善、革新し続ける
・正しくお客様に届けるためのPRとマーケティング
・盤石な財務管理、人材育成
●豊田社長の想い「ホームプラネット」
社会のすべてのステークホルダーと「とも」に生きていく
世界中の人々に頼りにされ、必要とされる企業になる
世界の仲間とともに強くなる