レビュー④ 品質管理 210209
教育2021/02/10
レビュー④ 品質管理
〇品質管理とは、お客様のニーズに合った製品や、サービスを
経済的に作り出すための活動
Quolity Control=QC
〇品質管理は全員で行う
全員の考え方、方向性が「品質優先」という価値観で一致している事
〇安全と品質がおろそかになっていたら、生産性向上は実現できない
安全第一が土台、品質維持(向上)→生産性向上
〇品質方針
『図面通りの製品』(顧客のニーズ)を作る
〇プロダクトアウト
会所の方針や作りたいもの、売りたいもの基準に商品開発を行う事
(トップブランド・オンリーワン企業のみ成立)
〇マーケットイン
お客様のニーズを理解し、それを満たす製品やサービスを提供して
いくこと
(通常の企業、市場調査、QCが必要)
『お客様の立場で考える』→満足度を高められるか
良い品質の製品やサービスを提供→信用やイメージを向上
→長期的な利益を目指す
《見極めが必要》
〇後工程はお客様という意識を統一
製造現場にはユーザーの声を直接聞く機会が少ない
→音工程に喜んでもらえる品質を提供すること
●阪本の仕事での責任
・図面通りの物づくり/報告
・次工程の人のための工夫/気遣い
☆最初から最後まで全員がこの考えで仕事を行う
理由①後工程になればなる程、責任重大
理由②検査箇所が多いと見落としの危険が高い
〇後工程はお客様を満足させるポイント
①後工程の立場で考える(想像力)
②コミュニケーション(相談)要望、タイミングを話し合う
③合否の判断基準→報告 特別採用の場合あり
☆不良を減らし、チームワークを生み、次工程の向上
→会社の利益につながる
『品質向上の近道』
●品質と効率はトレードオフではない(両立できる)
●源流管理
悪い物を根本から断つ
モグラたたき的な対策×その場しのぎ
忙しい時に源流管理で時間を取るには勇気が必要
中途半端で前に進めると、後で手遅れになる
「急がば回れ」
●QC活動
〇小集団活動
・共通の目的を持った改善チームを作り、活動を行う事
・5~10人くらいの少人数
・共通テーマ、目標、役割を設定して、定期的に行う
・自主的なチーム運営
・成果の創出と経営への貢献
・能力向上と自己実現
(有効性)
・コミュニケーションが活性化
・一人では諦める、集団なら持続しやすい
・役割分担により、スピーディー
・気づきが促され、視野が広がる
〇ジョハリの窓
・自分も相手も知らない「閉ざされた窓」
・隠された窓と気付かない窓が開くことで、2人が知らなかった
「閉ざされた窓」が開く
●QCサークル活動
・QC手法を活用して職場の改善を行う活動
①問題解決型QCストーリー
既存の問題に対して原因を見つけ、解決していく
②課題解決型QCストーリー
これまでのやり方では改善できないような課題が対象
●守破離『上達するための必要な考え方』
指導者の教えを自分のものにする「守る」
↓ 全て習得
自分に合った型を作り、既存の方を「破る」
↓ 自分独自の工夫
更に発展する「離れる」
〇QCストーリー
品質管理、品質向上のための筋書き
テーマを選定するために、日頃から改善への気づきを上げていく
ことが大切
〇テーマ選定
・重要度、緊急度の高い問題、日常の困り事
①KJ法
新しい発想を生み出すためにつかわれる方法
・何でもよいから紙に書く→枚数を増やす→問題を増やす
→分けて並べる→つなげて文章にする
一見バラバラに見える情報をグループにしていく過程で、
それまで気付けなかった問題やアイデアが出る
②現状の把握と目標の設定
×定性的(効率を上げるため改善する)
〇定量的(効率を20%上げるため5台→6台に増やす)
数値で表現する
●5W2H+現場、現物、現実、原理、原則(5現主義)
〇QC7つ道具
○○について問題をつかみたい、傾向を知りたい
グラフ、図表化することによって「見える化(可視化)」する
パレート図、特性要因図、グラフヒストグラム、散布図、
チェックシート管理図
・パレート図
全体の中の大きな割合を占めるものを明確にし、重要な問題
を特定する方法
・パレートの法則・上位2位で全体の8割を占める経験則
・ABC分析
比率に対してABCでランク付けして取り組む対象を明確化
する手法→メリハリをつけた進め方
・特性要因図
問題になっている結果に対して、その結果に影響している要因を
漏れなく洗い出す方法
影響度が大きい要因を特定して、優先順位を決める
・グラフ
2つ以上の訪台的な関係を表す図
視覚的に理解できる(見える化)
データの合計が、100%の時→円グラフ
データの合計が、100%でない時、系列→折れ線グラフ
データの合計が、100%でない時、系列でない→棒グラフ