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機械加工技能士② 210309

教育2021/03/11

機械加工技能士②

●普通旋盤作業、数値制御旋盤作業
 平成31年2級筆記試験

1.NC旋盤のZ軸は工作物の回転軸に対して直角
 →×(平行である)
2.旋盤のベッド上の振りは、半径表示で表す
 →×(直径で表す)
3.異形の鋳物などの心出しをするには、四つ爪の単動チャック
 を使用する
 →〇
4.生爪を成形して振れを小さくすることが出来る
 →〇
5.MDI運転は、メモリダイレクト運転である
 →×(マニュアルデータインプット運転〇)
6.ローレット加工は塑性変形で模様をつけているもので、
 切削加工ではない
 →〇
7.ハイスドリルの鋼を加工するドリルの先端角は118°である
 →〇
8.リーマには直刃(抜穴)やねじれ刃(止まり穴)がある
 →〇
9.リーマは抜く場合、逆回転させてはならない
 →〇
10.スパイラルタップでは切りくずが進行方向に排出される
 →×(逆方向)
11.ねじ切りダイスは、食いつき部の長さは表裏が同じである
 →×(食いつきが違う)
12.JIS規格による工具の分類において、P10の方がP30
 より硬い
 →〇(P種→鉄、M種→ステンレス、難削材、K種→アルミ)
 数字が小さくなる方が硬い
13.セラミック工具は超硬工具に比較して、靭性が劣っている
 →〇(靭性…粘り強さ)
14.スパイラルポイントタップ(ガンタップ)は止まり穴のネジ
 加工に適している
 →×(ガンタップ=抜きタップ)
15.バイトのノーズRを小さくすると、一般に仕上げの面粗さは
 良くなる
 →×(小さいノーズR・・・ビビりの低減、切りくず処理
    大きいノーズR・・・刃先の強度、深い切込み)
16.バイトの寿命は、一般に切削速度を速くするほど長くなる
 →×(短くしすぎると、刃物と材料の接する時間が長くなるので、
    寿命悪化→適切な速度)
17.旋盤の切削速度の計算式には、工作物の直径と回転速度が
 用いられる
 →〇
18.切削中に被削材の一部が刃物付着する凝着には、圧着と溶着
 がある
 →〇
19.外径バイトにおいて、刃先高さが主軸の中心にないと、工作物の
 外径が小さくなる
 →×
20.同一切削条件であれば、材質に関わらず、同じ形状の切りくずが
 出る
 →×(材質により異なる)
21.同じ切削条件であれば、S55Cの切削温度はステンレス
 SUS304より高くなる
 →×
22.切削抵抗の3分力のうち、主分力と背分力の大きさは等しい
 →×
23.クレーター摩耗とは、切削によって逃げ面に生じた摩耗である
 →×(すくい面に生じた摩耗→クレーター摩耗
    逃げ面に生じた摩耗→フランク摩耗)
24.ビビり対策の一つとして、バイトホルダの突出し量を短くする
 →〇
25.旋盤作業において切削動力は切削速度に反比例する
 →×

●数値制御フライス盤
1.万能フライス盤のテーブルは、旋回可能な範囲内で任意の位置で
 固定できない
 →×(できる。万能フライス盤→横型フライスでテーブルが回る)
2.ひざ型たてフライス盤には、オーバーアームがある
 →×(ない。オーバーアームありは、ひざ型横フライス盤)
3.縦フライス盤で正面削りを行う場合は、平フライスが適している
 →×(平フライス×正面フライス)
4.フライス盤の主軸テーパー穴はモールステーパーが多い
 →×(×モールステーパ→BTボトルグリップテーパー)
5.バイスの口金間の平行度が悪いと、加工精度に影響する
 →〇
6.ATCとは工作物を自動で交換することである
 →×(工作物×工具〇)
7.NCフライス盤ではヘリカルねじ加工が可能
 →〇
8.アーバーカラーの両端の平行度が悪いとアーバーナットをしめた時、
 アーバーが曲がることがある
 →〇
9.ベッド型フライス盤はニーを持っている
 →×(ひざ型フライス盤はニーを持っている(テーブルが上下))
10.JIS規格によると、フライス盤の主軸外面の振れの性的精度検査
 はテストバーをはめてテストバーの口元及び先端の振れの最大値を
 測定値として定める
 →×(静的→動的精度)
11.JIS規格では、超硬工具は使用分類記号の数値が小さくなる程、
 耐摩耗性は高くなる
 →〇
12.エンドミルの右刃とは、時計回りの方向に回軸する切れ刃である
 →〇
13.リーマにはエキスパンションリーマという径を調整できるものがある
 →〇
14.JIS規格にはラフィングエンドミルの外周刃は波型である
 →〇
15.多刃エンドミルとは二枚以上の切れ刃を持っているエンドミルである
 →×(二枚→?)
16.同一外径のメタルソーでは刃幅が薄くなると刃数も少なくなる
 →×
17.フライス加工において1刃あたりの送り量を一定とし、回転速度を
 増やした場合、テーブル送り速度は遅くしなければならない
 →×(速くする)
18.切削工具摩耗は逃げ面摩耗と救い摩耗に大別できる
 →〇
19.低炭素鋼の切削加工では鋳鉄より構成刃先が発生しやすい
 →〇
20.切削工具に設けるチップポケットは、切削面の精度に影響しない
 →×(する)
 

自分の仕事に取り入れたいこと

 自分でも過去の問題などをやって、知識を高めていきたい

 正式名称や普段使わないような単語など、知っておいた方が
 よさそうな問題などもあった

 会社独自の工具の呼び方しか知らなかったら解けない問題が何問かあった

 知らない用語がたくさんあった
 加工だけでなく、工具やJIS規格、機械の特徴など、勉強になった

 運転免許の学科のようなひっかけ問題が多かったので、受験すること
 があれば気を付けたい

 普通旋盤の2級筆記試験では知らないことが多かった

 普段使わない機械のことを知るだけでも、いつか役立つことが
 あるかなと思った

振り返り・今日の学び
 
 前回同様、機械技能士の資格について学んだ

 加工の知識だけでなく、知らない機械の名前なども出てきて、
 幅広く知っておかないと難しいと思った
 
 ひっかけ問題が多かった

 ひっかけ問題がたくさん有った

 旋盤作業とフライス作業の筆記試験について学んだ

 NCの検定をうけるには汎用のことも知らないといけないと思った

 旋盤とフライス盤の加工の知識について知ることができた