段取り 210325
教育2021/03/29
●段取りとは、実行、行動する前にあらかじめ計画や準備
をすること
段取りをきちんとすることで、無駄な時間を減らし、仕事
のスピードを効率的に上げることが出来る
●段取りが良い/悪い…仕事の効率が良い/悪い
●阪本の段取り=加工するために必要なもの(工具、治具、
プログラムそれらの準備)をそろえること
●タスク・ブレイクダウン(TB=業務分解)
仕事に取りかかる前に書き出す事
☆段取りをする前に、段取りの内容を書き出して見直す
(注意点/優先順位決め)
☆指示を出す時TBを行い、すり合わせをする
教わる方は自分の意識より多くの気づきがある
教える方は、教わる方の理解度が分かる
→教える方の指示だし力が上がる
→仕事を丸投げできるようになる
☆行動の前の設計が命
●タスクブレイクダウンで重要点
①ゴール・目的
②優先順位(品質・技術の向上)
③時間コスト(時間目標)
●必要な段取り力とは
・気付き力…事前に対応するために様々な想定をする力
・対応力…変化や変動に対応する力
・育成力…忙しい中でもきっちり人材を育成する力
●品質を維持、向上のために
・日常 前提とした段取りだけでなく 非日常
・定常 トラブルの原因になりやすい 非定常
・正常 を想定してプロセスを作り込む事 異常
そのために気付き力を伸ばそう
☆課題やリスクを洗い出す事
過去の実績の予定外業務に気付きのヒントがある
『追加作業、修正作業、やり直し作業』
↓
例)前回のロットで材料を買いなおしている
→不良が発生していた
→○○の加工で精度が悪かった
例)不良が発生しない場合は記録に残らない
→思い出したり、気付く仕組みが必要
☆潜んでいるリスクの注意点に事前に気付けなくて、トラブル
が発生or発生しそうになった場合、対応力が必要
・現場作業では予想外や予定外が多く発生するので、その
実状にあった対応をする
☆試行錯誤を繰り返す
・アイデアが出る
↓
やってみる→成功したらOK
↓
失敗したら、仮説を立てて、改善点を盛り込んで再試行
・PCDAサイクルを回す→対応力が成長する
☆忙しい人が時間を作って、他の人に教える育成力が必要
忙しい人の時間を分散させるために、
・説明すればできる仕事 }切り分けて分散できるものは
・一緒にやればできる仕事 }可能な限り分ける
※その人しかできない仕事 ※に集中できる
☆内段取り…機械の稼働を止めてする段取り
治具の設置、工具長の測定等
☆外段取り…機械の稼働中にできる段取り
①内段取りと外段取りを分ける
②内段取りを外段取りに移す
③内段取りを短縮する
④調整時間を短縮する
※外段取りは稼働中に次の仕事の段取りをすることで大半が
完了する
※内段取りを工夫して、外段取りに移す
※内段取り、調整は回数を減らす
空振りは飛ばせるところは飛ばす
☆仕事は段取りで8割決まる
・早めに業務の全体を把握する
・タスクを洗い出す(過去を参考にする流れを想像する)
・期限と優先順位をつける(他人がかかわることは早めに)
・途中でチェックポイントを設ける(重要な漏れが分かる)
・次にやることを意識する
→仕事がスムーズに回る
☆仕事が遅い人がやりがちな5つの特徴
・仕事のための仕事を増やしがち
→ムダの手間を見直す、本当に必要か?
・やり直しが多い
→must要件・・・必要
want要件・・・あった方が良い
NG ・・・不要
を意識する
・納期でバタつく
→バッファ(余裕)を持つ、ぎりぎりを狙わない
・誰のためにもならない「こだわり」が多い
→価値を生まないこだわりはなくす、割り切る
・やる前に納得感を欲しがる
→やる前に少しやった後に判断する
自分の仕事に取り入れたいこと
仕事のスピードを効率的に上げるため、段取りをきちんとして
無駄な時間を減らしたい
初めてやる品物はタスクブレイクダウンをしようと思う
効率よく仕事を行う上で、段取り・TBをすることは大事
なことだと思った
加工前に一度、頭の中で加工してみることが必要だなと思った
加工工程が難しくなりそうなときに紙に書き出して、段取り
内容を見直すのはよさそうだなと思った
内段取りと外段取りを意識して、段取りにかかる時間を短縮
できるようにする
振り返り・今日の学び
予定外や想定外のことが発生した場合の「対応力」を伸ばして
行きたい
内段取り、外段取りを工夫してタイムロスをなくす
仕事に取り掛かる前に内容を書き出して見直しをしてみようと
思った
教わる方は、一度工程を書き出すことは大事だと思った
段取りの向上についていろいろと学べた
段取りの役割と時間短縮の方法を学習した