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アンガーマネジメント 210406

教育2021/04/08

アンガーマネジメント

●「怒り」の感情をコントロールするスキル
・自分の怒りのタイプとその静め方を知る
 →今よりもっとポジティブに仕事や生活と向き合う

☆人間のネガティブ(怒り・悲しみ・不満)の感情を整理し、
 客観的に見ることで、気持ちを適切にコントロールする

●心理学における怒りのメカニズム
 理想(こうあるべき・こうしてほしい)\
 現実(そうならない・してくれない) /の差(ギャップ)

☆心理学的には怒りは「自分を守るための感情」
 怒りの根底には複雑に絡み合ったネガティブな感情が存在する
 →心の中のネガティブ感情を蓄積する容量を超える
 →怒りとして表現される

☆ネガティブ感情が容量を超えても、怒りを表現できないと
 ストレスがたまる(ストレスは万病の元)

☆ストレスを溜めすぎないために、ネガティブ感情を吐き出す
 人間の防衛本能→『怒り』

●アンガーマネジメントとは
 「怒りをコントロールするスキル」
 怒りの感情と上手に付き合っていく
・「怒るべき」「怒る必要のない」区別

☆怒りを感じた時に即座に怒りを表すことが効果的ではない事
 への理解

☆自分の理解が一方的である、絶対的ではない等の考え方を広
 げることが出来る
 →怒りが沈静化することができる
  生理現象であるので、テクニックを知らないと難しい

《怒りのタイプ》
①公明正大タイプ
 自分の考えや信念を大切にする。正義感が強く、道徳心も高い
 →違反や規則に従わない人に怒りが沸く
 ◇自分の価値観と他人の価値観は違う
 ◇寛容さを身につけよう

②博学多才タイプ
 向上心が高く、何事も挑戦する。前向きなタイプ、完璧主義
 →自分にも他人にも厳しくなりがち
 ◇周りが意識高い人ばかりではない
  白か黒ではなく、グレーもあってよいのだという意識を持つ

③威風堂々タイプ
 自分に自信を持ち、リーダー的要素を持つ。頼りがいがある
 プライドが高い
 →思い通りにならない、自分への評価が低かったらストレスを感じる
 ◇「自分自身を否定された」と思うのではなく、その状況の
  「最善の判断がされた」と捉える

④天真爛漫タイプ
 自分の気持ちに正直、行動力がある、素直すぎて空気を読むことが苦手
 →制限がかかる状況に身を置いているとストレス
 ◇いったん立ち止まって考えたり、他人の意見を聞く

⑤外柔内剛タイプ
 一見穏やかに見えるが、強い芯があるタイプ
 自分が決めたことはやり通すが、その雰囲気ゆえに他人から頼み
 ごとが多い
 →したくないことや自分のルールに反したことはストレス
 ◇自分の信条を緩やかにすること、自分のストレス発散法を見つける

⑥用心堅個タイプ
 まじめな性格、自分自身を客観的に判断できる・慎重派
 →周りに頼るのが苦手、他人にレッテルを貼りがち
 妬みや怒りを感じる
 ◇他人への思い込みを避け、時には周りに頼ることを心掛けること

●アンガーマネジメントのテクニックは
 「衝動」「思考」「行動面」に焦点をあてる

テクニック1:イライラしたら6秒待つ
◎怒りのピークは6秒→その6秒を過ぎると、怒りの衝動性は収まっていく
                    (データに基づく)
※6秒以内に行動を起こしてしまうと、「物にあたって壊す」や
 「相手にひどい言葉を言う」
 →後悔する結果
※6秒待つのは困難
 例;やり過ごすために紙に書く
 例;深呼吸する、その場を一旦離れる

テクニック2:「~するべき」の境界線を広げる
 6秒待ったら価値観の違い、ギャップを受け入れて
 相手に100%を求めない(理想・ルール・常識を振りかざしすぎない)
 →正論であればあるほど攻撃的になる

テクニック3:「自分で出来ること」に注力する
 自分で出来ることに目を向け、自分でコントロールできない事には
 エネルギーを使わない判断力が必要
※手遅れでないものまであきらめないようにする

☆2020年6月 パワハラ防止法
職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、
業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、
または職場環境を悪化させる行為、と定義しています。

・優越的な関係を背景とした言動
・業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの
・労働者の就業環境が害されるもの(精神的・身体的苦痛を与える言動)

☆人格否定の暴力は、物理的攻撃より強い
 ストレスにより自傷行為(自殺・暴飲・暴食・酒・たばこ)
 職場によるアンガーマネジメントで、心理的安全性を高めると、
 生産性が上がる(by Google)
 怒りは上から下へ伝染する(負の連鎖)
 怒りは自分が生み出すもの
 →コントロールできる
 怒りは二次感情(悲しみ・困惑・虚しさ)の後一次感情を認識
 →次の動作が変わる→「リクエスト」に変換(手間・面倒)
※怒りは近い存在にこそ強く出る=「甘え」
 遠い存在には遠慮する

●アンガーマネジメントは手間をかければ誰でも可能
 「怒りにくいからだ・メンタルを作る」

●とっさの対処法(6秒待つ/その間)
①数値化(怒りレベル0~10)2~3で起こっていることが多い
②合言葉(「何とかなる」「大丈夫」等、怒ったら言うと決めておく)
ポジティブな言葉を口に出すと気分転換になる
→一貫性の法則 「自分の態度・発言・行動などに“一貫性”を持たせたい」という人間の心理特性

③深呼吸(カウントバック100-3)

●長期の改善法
①記録(忘れないうちに、日付・場所・内容)→アンガーログ
   冷静になるとバカバカしくなる
②分類  変えられる  |  重要
    ―――――――――――――――― →ストレスログ
     変えられない | 重要でない
③自己受容 自信と余裕→怒りに関連する
      スポーツ・睡眠・仕事等→サクセスログ
      上手くできたことを記録する
 ※心理的安全性の高いコミュニティを持つ(自分の居場所)

●相手の怒りは変えられない 
 →相手の一次感情を理解する、寄り添う、共感
  悲しい・悔しい・困惑→怒りに変わっている

自分の仕事に生かしたいこと・現場に取り入れたいこと

 怒っても何も良いことはないので、6秒待ってみるや、深呼吸などして、
 少しでも怒りをコントロールできたらと思う

 自分の怒りのタイプが分かったので、タイプに合った対処法を使おうと思う

 怒りの沸点が低いので、ほぼ毎日怒っているが、起こると疲れるので
 ”6秒待ってみる””その場から離れる”をやってみようと思う

 自分の怒りのタイプを知ることが出来たので、何か自分がそういう気分
 になったときに、自分を落ち着かせる役に立つのではないかと思う
 また、人のタイプも知れば、なんで相手が怒っているのかも分かって
 良いのかなと思う

 自分の価値観と他人の価値観は違うと思えば、怒りは無くなるタイプ
 だと知った

 自分がしたくないことに対してストレスを感じるので、自分の信条を広げ
 たいと思う

 仕事中にイライラしてきたら、いったん立ち止まって落ち着いてから作業
 しようと思った

 一時の行動で後悔しないように、怒りを感じたときは6秒待つよう心掛ける
 

振り返り(今日の学び・今後の課題)
 
 イライラしたら6秒待つ、深呼吸する、その場から一旦離れるなど、
 怒って後悔する前に出来たらと思う

 怒りの感情をコントロールするスキルを付ける

 アンガーマネジメントを学んで、自分の怒りのタイプを知った
 自分の怒りをよく理解し、円滑な人間関係を築いていきたい

 アンガーマネジメントを学び、怒りは二次感情であり、先に一次感情が
 あることが分かった。一次感情の原因を探れば、自分や人の怒りを
 コントロールすることもできるのではないかと思う

 怒ったときは6秒間やり過ごせばいいことを知った

 怒りそうになった時に、少し待って考える時間を取りたい

 育児でイライラすることが多いので、無駄にエネルギーを消耗しない、
 アンガーマネジメントを学べたのは良かったなと思った

 怒りのタイプとそれぞれの怒りの会場をコントロールする方法を学んだ